120リットル大型タライでビオトープ作り。オーバーフロー対策も加工しました。

ビオトープ

毎年行っている姫睡蓮の株分け、および植替え。今年もその時期がやってきましたが去年よりもかなり数が増えてきましたので睡蓮専用の大型ビオトープ作りに取り掛かります。

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ビオトープ作り

容器

120Lのタライ

最寄りのホームセンターで一番大きな容器を買ってきました。なんと内容量120L!!今まで制作してきたビオトープで最大容量が40Lのトロ舟なので実に3倍の水量が確保出来ます。

これだけ大きいと睡蓮数株ほど同時に育てられます。同時に花が咲き乱れるとさぞ奇麗な事でしょう!!

丁寧に水抜き栓が底についていましたが水漏れの原因になるのが怖かったためシリコンで隙間を完全に埋めました。この辺は好みの問題で残していても良いと思います。

水抜き栓をシリコンで固めている様子

ちなみに利用したシリコンはボンド社の「バスボンドQ クリア色」です。このバスボンドは3年前にこちらの流れるビオトープ作りで使用したときに余っていたものです。使いかけでしたがしっかりキャップを閉めていたので使えました。この感じだとまだ数年は保管できそうです。このようなDIYで少量のシリコンを必要とする際はありがたいですね。

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大型容器の利点

水量を確保できるので水質が安定します。ビオトープ内にはメダカなどの魚、睡蓮のような植物が生育しています。魚のフンや枯れた葉は置いておくと水質を変化させていく他、ビオトープは外に置いているので雨水や落ち葉など様々な物が混入してきます。この時に水量が多いほど影響も少ないですし変化も穏やかになります。

また、鍋でお湯を沸かす時に水量が少ないと沸騰までの時間が短いように、ビオトープ内の水量が少ないと外気の影響を受けやすく水温が急激に変化します。水草を育てるならある程度の日光は確保したいので太陽光による温度上昇には気をつけないといけません。

急激な水質や水温変化はビオトープ内の生体に悪い影響がでますので出来るだけ水量を確保して安定したビオトープ環境を作る必要があります。それに水量が多いと水が少々蒸発しても問題ないようになります。

オーバーフロー対策

完全屋外でのビオトープ環境なので大雨の日には水が溢れてしまいます。メダカは水面を泳ぐ事が多いので流れ出てしまう事があります。それを防ぐためにタライの水位が限界に来る前に水を逃す加工をします。

そこで見つけてきたのがこのアイテム!

ステンレス製のシンクごみ受け

洗面台用の「ゴミ受け」です。メダカが流れ落ちるのを防いでくれる丁度いいサイズの穴が開いています。材質も錆びにくいステンレス製なので長期間の使用にも耐えてくれると思います。ちなみにこれはダイソーで買った気がします。

穴開け&流出防止

以前、流れるビオトープを作った時と同様にドリルドライバーホールソーを使用して穴を開けます。

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ホールソーのサイズが微妙に小さかったためカッターナイフで軽く削り広げます。ゴミ受けがちょうどになるように固定しバスボンドで隙間を埋めていきます。

シリコンがはみ出さないようにマスキングテープで養生

ここでも使用するのがバスボンド!。やはり少量しか使わない人は最適ですね。

この時に綺麗にシリコンを打ちたい方はマスキングテープで周囲を養生すればいいでしょう!僕は不器用なのでマスキングテープがガタガタになりました。

タライ内側の加工部位

こちらが内側です。タライとゴミ受けがちょうどフラットになるように出来ました。念のため、内側からもシリコンで固定していきます。

完成

完成したタライビオトープ

植え替えた睡蓮たちをビオトープ内に設置して水を張り完成です。あとはすくすくと育ちまた去年のように花を咲かせるのを待つのみ。

さすが大型タライですね!スイレン容器が5個も入れることが出来ました。

去年は何度も花を咲かせてくれました。その時のタイムラプス動画はこちらからどうぞ

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