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倉庫を工房化計画5・庇(ひさし)裏の木部を防腐処理

一度塗り後の庇 倉庫工房

↑屋根をガルバリウム鋼板に張替えた際に、庇も張替えてもらいました。工事前までは錆びつき、下地の構造用合板(以下、合板)は長年の雨風や紫外線により色褪せ腐食してました。合板がボロボロの層のようになって剥がれるなので下地合板を新しくしてその上にガルバリウムを張ってもらいました。

今回は工事前のように合板が剥がれたり腐食しないように原因である雨風や紫外線を防げる木材用塗料を塗っていきます。せっかく直した倉庫及び未来の工房がきれいに保てるよう予防していきます。

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庇下の確認

今回の問題個所

画像の矢印と楕円に注目を、合板にプリントされている文字がそのまま丸出し状態です。また庇とシャッターの間はかなり錆が目立ちます。この錆びついた鉄板を固定している木材も防腐処理をしたいと思いますので取り除くことに。

庇もそれほど大きくなく雨風が強いと庇を支える木部まで雨が当たる状態です。

不要箇所の切除

釘抜きを使用している
金槌と釘抜きを使用

早速、木材を塗るのに邪魔で錆びついたボロ鉄板を取り除きます。金槌と釘抜きで強引に行きます。途中、釘が錆びつきすぎていて釘の頭が取れる事態もありましたがその時はハンマーで押し込みます。

古いコーキングを取り除いている
スクレーパーを使ってコーキングを取り除く

この時にしっかり古いコーキングも取り除きます。スクレーパーで簡単に取れました。かなりへたってるのが分かります。

錆びついたトタン剥がし
錆が木材まで

下地の木材まで錆がこびり付き、長年の汚れも付着している様子。これではうまく塗料が乗らないのでサンドペーパーなどで表面を奇麗にします。

ハンドサンダーで表面仕上げ
ハンドサンダーを使用

工房計画4「コンクリ床のひび割れ補修」でも活躍したハンドサンダーを使っていきます。まずは60番程度のペーパーをつけて擦っていきます。ハンドサンダーは1つあれば様々なDIY活動で役立ちますので便利ですね。ちなみにこれはマジックテープ式の物です。いろいろと種類があるので自分に合うものをチョイスしてみてくださいね!

ある程度削ると120番、そしてさらに上の番手と変えていくと表面はなめらかになりきれいになりますがここは最終的に外壁で覆う場所なのでそこまではしません。塗料がしっかり塗れたら問題ないです。

庇下の木部処理

こちらも同様にサンドペーパーを使い表面の汚れを落としていきます。面積が広いとランダムサンダーなどの電動工具が欲しくなりますね。

ランダムサンダー買っちゃいました(笑)。さあどんどん楽をしていきましょう!倉庫には電気も通ったばかりで電気使いたいですもん!→工房計画2「電気引き込み工事」

これで効率は格段に上がります。同時に安全面を考慮して安全ゴーグルと防塵マスクを購入。

安全確保のため買ったマスクとメガネ
安全ゴーグルと防塵マスク

滑り止めの効いた手袋を持ってない人は買ってから電動工具を使うと良いでしょう!疲れ方や安全面を考慮です。

このボッシュのランダムサンダー、かなり良いですね~。今回の使用程度なら防塵マスクがほぼ不要なレベルで粉塵を吸引してくれます。

手動と電動で無事、庇裏は研磨出来ました。次はいよいよ塗っていく段階へ進みます。!!!

塗装段階

使用した塗料

まずは塗料選びですね。ホームセンターの塗料コーナーに行くと沢山の塗料が置いてありますね!色もびっくりするくらいありました。

当然ですが、選ぶ際に見ないといけないのが木材用か、そして屋外に使用できるのかの2点。

塗料選びは塗装する材料と目的を考えて選ばないといけません。今回の場合の材料とは木材、そして目的は屋外での防腐・保護

水性木材保護塗料
木材保護用塗料

今回、数ある塗料の中から買ってきたのはこちら!カンペハピオの水性木材保護塗料!色はチーク色。

ある程度厳選して直感で決めました。あまりにも塗料の種類が多いためある程度条件を決めてあとは感です。

その条件ですが、、、

条件その1!水性であること!塗料には油性と水性がありますが素人DIYでは水性を選ぶのが無難。油性を選ぶと塗料とは別に専用の液が必要になってきたりします。水性は基本そのまま塗れたり片付けも水道水で洗い流せます。

これでほぼ半分近くに絞れたと思います。

条件その2!造膜タイプではない事!木材塗料は超大きく分けると木目を生かすタイプ(浸透型)と表面を塗り固めるタイプ(造膜型)があります。

造膜タイプは数年後の塗り替えの際に古い塗膜を除去しなければならない(※可能性)ので面倒だなと(笑)。ただ木の表面を塗料でしっかり膜を作るのでかなり耐久面では優れているようです。

あとは値段や色で絞った中から適当にチョイスです!チーク色なんて聞きなれない色ですがラベルを見る限り濃い茶色のようです。機能を見ていると防虫、防腐、防カビ、UVカットと必要最低限の機能はそろっています。

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塗装前のひと手間

塗料がはみ出ないようにマスキングテープを貼る

画像のようにマスキングテープで塗料を付けたくない所を養生していくと仕上がりが少しでもきれいになります。庇裏だったのですべて養生はせず、肝心なところのみしました。

塗料缶が汚れないように養生
塗料缶が汚れないように養生

塗料を必要な分取り出す際、塗料缶に養生テープを貼ると液だれして缶が汚れてしまうリスクを軽減できます。今回は円形の缶だったため缶に沿ってカッターナイフで切り込むときれいに養生完了!

次は適量を容器へ移し替えます。当然ですが缶はよく振ってから使用することが大事です。

塗料を水で薄める

前段階でやすり掛けした際の微細な埃を取り除くとよりきれいに仕上がると思います。

塗り

刷毛での作業

まずは細かったり入り組んでいてのびのびと塗れない箇所からどんどん塗っていきます。サイズは忘れましたが4cm程度の幅の刷毛を使って塗りました。この辺りは塗る面積によって変えていくと効率も変わってきそうですね。平滑な面が広いとローラーという手段も取れますね!

刷毛で木工塗料を塗っている
合板部分も刷毛で塗布

比較的のびのびと塗れる箇所も同じ刷毛で行きます。細いローラーなんかがあれば便利だったかもしれません。あと塗ってて思ったのは天井など上面を塗る場合、顔に塗料が落ちてくれ可能性あり!なので一度に大量の塗料を刷毛に付けないことをお勧めします。

今回は最低でも2回塗り、部分的に必要であれば3度塗る計画です。

狭くて塗れていない場所
刷毛で届かなかった箇所

刷毛一本で塗り続けているとどうしても塗れない箇所が出てきました。かなり狭い部分はまったく塗れていません。そこで登場するのが細い筆です!これをつかってちょこちょこっと塗っていきます。

細かい場所は小さな刷毛で塗っている
細い筆で塗っていく
一度塗り後の庇
塗り終えた

とりあえず2度塗りは終わり。あとは養生テープを剥がせば完了。チーク色、かなり良い色ですね~濃い茶色です。

塗ってて思ったのは1回目の塗りは塗料をかなり使いましたね。なのでもし容器に取り分けるときは多いかなと思うくらいでいいと思います。実際塗ってて、2回目より1回目は刷毛の滑りがぜんぜん違いました。少し塗っててすぐにパサつきますからおそらく木材が塗料を吸うのでしょう。

1回目は2回目に比べて多くの塗料が必要!今回は木材塗装のいい勉強が出来ました。次からの木工作業に活かせそうです。

あとボロい外壁を取り除いた箇所は後日板を張り付けて塞ぐ予定です。

これで庇裏が腐ったり劣化したりするのをある程度防げると思います。

この要領で軒下や破風板(はふいた)も木でできているので涼しくなった秋ごろに塗装チャレンジしたいです。

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