ビオトープに流れをつくる!ポンプを分離させるか一体化か【構想イメージ図】

ポンプを使って水を循環させるビオトープ ビオトープ

我が家に設置しているトロ舟ビオトープは立地的にかなり日当たり良好です。また容量も40Lサイズなのでそれほど水量も確保できません。そこで問題になってくるのが夏の水温上昇です。簾を掛けたり水草、浮き草等で日光を遮る方法もありますが、今回は水中ポンプによって流れをつくり水温上昇を少しでも抑えようと思いました。

いくつかの案が浮かんだのですが大きく分けて2パターンに分けることが出来るのでここでまとめます。

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ポンプ生体エリア一体化型

メダカのいる生体エリアに水中ポンプを設置、生体エリアでろ過・くみ上げを行うスタイル

ポンプを使って水を循環させるビオトープ
トロ船ビオトープ内に直接水中ポンプをせっちするタイプ

このスタイルのメリット

  • 入れるだけなので設置が楽
  • 低コスト

そしてデメリット

  • ポンプを入れるため生体エリアが狭くなる(水量減)
  • 生体エリアのゴミやフンがポンプに詰まる可能性大

ビオトープに水流を作るのは今回が初めてなので設置が楽なのはかなりいいですね。必要な物もポンプと僅かなホース。しかし、ポンプを入れるとどうしてもその分、水量が減りますよね、それにポンプむき出しもカッコ悪いんで周囲を岩などで囲む方式になりそうなので水量はますます減ります。水量があまり減りすぎると急激な水質悪化や水温変化が発生するので悩みます。

またポンプ吸水口にフィルターは設置するつもりですが、やはりメダカが暮らしている生体エリア、どうしてもゴミ・フンや食べ残し、枯れた水草や外部からの落ち葉などすぐに目詰まりを起こしそうです。

ポンプ生体エリア分離型

水中ポンプを使って投げれを作るビオトープの図
ビオトープ外にポンプ専用エリアを作りそこでろ過、くみ上げを行う

メダカのいる生体エリアからポンプ専用エリアへとつなげそこでろ過・くみ上げを行うスタイル。

このメリット

  • ポンプエリアを増設するため、全体の水量は増加する
  • 生体エリアに物が増えない
  • ろ過装備を大きくとれる

デメリット

  • トロ舟の加工が必要(漏水の可能性が出る)
  • もう一つ容器が必要
  • 多少コストがかかる

この方式だと水量が確保できるのがメリットがあります。例えばポンプエリアに20L容器を使えば、生体エリアとポンプエリアは循環しているので合計60Lの水量を確保できる計算になります(トロ舟40L+ポンプエリア20L計算)。水量が確保できると今回のテーマ水温上昇に効果が出てきますね。

また嬉しいのが今の狭いビオトープ内にポンプを置かなくていいこと!メダカたちが悠々自適と暮らすためのスペースが十分確保できます。わざわざポンプエリアを構えるだけあってろ過フィルターは大きく確保できます(ポンプ生体エリア一体化と比べて)。このポンプエリアで物理ろ過&生物ろ過を行えますね。

しかし、問題点が・・・。生体エリアとポンプエリアをつなぐ水路は塩ビパイプになると思いますが、うまく加工できるのか、当然、トロ舟容器にも穴を開けて繋げるわけなので漏水のリスクが高まります。一度失敗してしまえば修復はほぼ不可能です。

まとめ

こんな感じで大きく分けて2パターンが頭の中に浮かんでいるのですがそれぞれにメリットデメリットがある状態です。まあどうせやるなら多少手間がかかってもスッキリきれいに設置できるポンプ生体エリア分離型で行きたいですね。何しろ小さなビオトープで水量が確保できますし。

それでは準備が整い次第、水流づくりに取り掛かりたいと思います。

◎流れのあるビオトープを作ったお話

少しでも水槽やビオトープ内の水を奇麗に保ちたいならヒメタニシを入れるのもアリ!

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