前回までは!「モミジ育成記録3」
あれから一年が経過し、今回はビニールポットから普通の植木鉢へ植え替えです。
そしてこれが前回記事より1年成長したモミジ。幹がやや太くなり枝分かれも出来ています。
思い返すと、このモミジも早くも3歳。樹齢3年です。この期間には一切植え替えをしていなかったのでかなり根が張っているのが予想できます。
植え替えスタート
土表面に落ち葉や雑草が生えていたので軽く取り払い、ビニールポットから取り出します。
2年前にこのポットに植えた時よりかなり根が増えていましたが予想してたほど根詰まりはしていません。
使っていた赤玉土も硬質タイプの物だったのでしっかりと粒が残っていて簡単に根から土を取り除けました。やはり硬質タイプの赤玉土は耐久性が良いですね!
根が多いので太くて下に伸びている根を重点的にカットしていきます。この太い根を処理しておかないと将来的に浅い鉢や小さい鉢に植え替える時に邪魔な存在になります。
使用する土は、ザ・定番の硬質赤玉土をベースに倉庫に在庫してある土を適当にブレンド。毎年、水切れでモミジを何本か枯らす、もしくはそれに近い状況にしてしまうのでケト土と黒土を鉢内の中間部分に少量入れておきました。
もちろん植え替え時にほぼ毎回入れているお馴染み「マグァンプK」を入れておきます
針金で曲作り
3本モミジはありますので、一つは針金を使って少し曲げてみることに。
折れても嫌なので緩やかなカーブを付ける程度で止めてます。毎回、この針金巻の時はビビッて思いっきり曲げる勇気が出ません。このサイズのモミジは成長が早く、幹がすぐ太くなりますので針金の跡が付いたり食い込んだりしないように注意しながら外すタイミングを見計らっていく必要があります。今まで食い込んで残念なモミジを作ってしまったことがあります。
根元の癖を活かして
根元が少し特徴的に育っていましたので、つい写真を取りました。
根が大きく三股に分かれているこの個体。活かし方がいまいち分かりませんでしたので、真ん中の根を切断し二股にして根張り風に植えてみることに。
今回の植え替え時、鉢を探していると約4年前に製作した植木鉢が出てきたので、これだ!と思い植え替えしました。
鉢の裏に名前を刻むのが一般的ですが、こういう風に日付もオモシロいな思いました。これぞ自作植木鉢の楽しい所。
最後
自分で作った植木鉢に植え替えをするとかなり愛着が湧きますね!
もうじき、モミジの芽が動き出す時期ですので成長を見守りつつ、芽摘みやハカマ取りもしていこうと思います。