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黒松盆栽で取り木途中経過!葉の色が悪くなったから確認するとアリの巣が!

取り木中にアリの卵 盆栽・植物
ミズゴケ内につくられたアリの巣

こちらの記事の続きです。↑↑↑

今年の6月に黒松の取り木に初挑戦しました。それから約2か月後の出来事です。

取り木用に巻いていたミズゴケが乾かないように水を与えていてふと気が付いたのですが、葉の色が悪くなっている?黄色っぽい???やや取り木部分が元気が無いように見えました。この2か月近くは問題なく生育してましたが少し心配になってきました。

葉の色が悪くなったクロマツ
画像左側の葉が黄色くなっている

画像左側に写っている黒松の葉の色がやや黄色い?黄緑色になっているのが分かります。失敗で枯れてしまうのか心配です・・・。

今回は黒松の取り木の発根確認も兼ねて一旦ミズゴケを取り除いてみます。

おそるおそる針金を外していきます。この時、木にアリたちが纏わりついているなと思いましたが、なんと!!!!

びっくり!!!ミズゴケを取り除くとアリの巣がありました!しかも白い卵も確認できます。

とりあえずすべてのミズゴケを取り除きます。

取り木中にアリの卵
ミズゴケ内につくられたアリの巣
ミズゴケにつくったアリの巣
取り除いたミズゴケ

アリたちは当然慌てています。卵を一斉に運び出しました。こちらはひたすらミズゴケとアリの除去です。

肝心の発根確認ですが。やや根のようなものが確認できましたがミズゴケを取り除く際にブチブチっと取り除いてしまった可能性が・・・。一部根のようなものが残っていますので大切に温存。

ただ取り木する部分がアリによってかなり浸食されていました。アリはすごいですね、木にも巣を作るなんて・・・。一応キンチョールをふりかけ、女王アリらしき大きめのアリは駆除。腐りかけでアリの巣穴が空いた木部はそのままにします。

取り木に赤玉土を使用
赤玉土をミズゴケの代わりに

根が発根してもミズゴケと分かりづらいので今回は赤玉土を入れていきます。果たしてこの状況から取り木は成功するのか分かりませんが信じて取り木作業に取り掛かります。

そして赤玉土の上に乾燥防止のためミズゴケを詰めていきます。こう見ると元通りです。

取り木個所をを針金で固定
乾燥防止目的でミズゴケ

アリによりややダメージを負ってしまった黒松、そして葉の色が悪くやや元気不足ですがこのまま発根し、取り木は成功するのか祈ります。

みなさん、取り木の発根確認をする際は慎重にミズゴケを取りましょう!もしかすると発根していて根がミズゴケに絡まっている可能性があります。

また葉の色が急に悪くなってくると中身を確認した方がいいかもしれませんね!アリの巣があるかもしれません(TT)

次にブログにするときはさらに枯れる等の異変があった時か成功したとき!いいニュースを伝えれたら嬉しいなあ

その後・・・。

前回の記事→黒松盆栽取り木初挑戦

モミジの取り木は成功しました。

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