2023年3月に取り掛かったニレケヤキの取り木作業。前回の記事で詳しく報告しましたが、発根確認ができ植替え後、しっかり芽吹いて来たのでこれにて完全に取り木作業の完了報告です。
環状剥皮により幹から発根確認後、上部と下部に切り分けて植えていましたが、上部はもちろんのこと下部からもしっかり芽吹いてきたので大成功です。1本の小さなニレケヤキが2本になり、育て方や楽しみ方が2倍になりました。取り木は比較的簡単に、植物素材を増やすことが可能なので面白いですね！お気に入りの植物や貴重な樹種は万が一のためにバックアップ的な感覚で取り木するのも良いと思います。
こちらは発根が確認できた上部の素材。発根していたので枯れずに芽吹くと思っていましたが、実際、葉が出てくるまではやや不安な気持ちもありました。
取り木で上部を切り、取り残された下部、水やりを続けるとしっかり芽吹いています。ニレケヤキのように強い樹種は素晴らしい再生力を持っているので多少強引なチャレンジも出来ますね！
それにしても切断面から大小複数の芽吹きを確認・・・。いったいどこにこれほどの生命力があるんでしょうね！
今回の取り木により、小さなニレケヤキ素材を2つ手に入れたので、来年は小さな植木鉢に植え替えてみたいと思います。
