植物をただ植木鉢で育てるだけでは盆栽とは言えませんよね。枝や幹をしたてて曲げることによって盆栽らしくなります。これが盆栽の特徴と思っています。
今回は、昨年とある山道で遭遇した赤松を針金で曲げる練習をしたいと思います。
これが今回の練習相手、赤松です。このヒョロヒョロっとした赤松を針金で曲げて少しコンパクトにします。
- 針金で木に傷が付いたり食い込んだりするのを防ぐために伸縮性のあるテーピングを巻きます。
- 針金を時計周りに巻きます
- その上から反時計周りで巻いていきます
- 慎重に力を入れていきます。
こんな感じの手順でやっていきました。で完成したものがこちら↓
練習にしてはいい感じで曲げれたと思います。赤丸で囲んだ所を今後の軸にしていく予定で、針金を巻かずにまっすぐ伸びている部分はただひたすら伸ばして(犠牲枝)、ある程度幹が太ると剪定します。
盆栽の幹を早く太らせる秘訣は犠牲枝を伸ばします。
どうせ剪定するなら取り木の練習でもいいかもしれませんね。あとは数か月このまま維持してみます。
今後が楽しみな盆栽が出来ました。