倉庫の外壁塗装。色、性能やコスト、扱いやすさで塗料選びは悩みまくり

工房日記

現在進行中のプロジェクト「倉庫を工房化計画」。陶芸用品を揃え、隙間を埋めたので工房内での作陶活動は既に始められる状態。そこで現在、進めている計画が外壁塗装。工房計画1で触れたように外壁にはチョーキング現象が起きており、部分的に錆が酷くなってきている状態です。この状況を打破する計画が倉庫の外壁塗装。

さっそく塗装について独学で勉強すると同時に市販されている塗料選びです。

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求める塗料の条件

  • 防さび性能
  • 屋外用
  • 金属へ塗装可能
  • 高耐久・紫外線劣化防止
  • 水性塗料
  • 低コスト

ざっとまとめるとこんな感じの条件ですね。倉庫の外壁は金属製なので当然、金属へ塗装可能な塗料でなければなりません。金属の避けられない戦い、サビ!これを防ぐ防さび性能もあればありがたい。雨風や強い日差しに365日耐え続ける必要があるので高耐久塗料である必要もあります。あとはコスト面と扱いやすさを考慮して水性塗料。

候補に上がった塗料

家庭用塗料メーカーのHPやホームセンターを回り候補を決めました。

水性スーパーコート(アサヒペン)

まず第一候補!アサヒペンが販売している塗料「水性スーパーコート」。この塗料の素晴らしい点は上で挙げた条件を全て満たしているのは当然として、カラーラインナップの豊富さです。求める条件には上げていませんでしたが外壁はBonGreenのイメージカラーである緑を使いたいと思っていたので色が豊富なのはありがたい。

なんとカラーラインナップは45色!無難で用途を選ばない白や黒、ベージュは当然として、赤系統から青、そして緑系まで用意されています。屋外で使える多用途高耐久塗料でここまでのラインナップ色は珍しいですね!

アサヒペンのスーパーコートの色

アイリッシュグリーンヘリテージグリーンを採用したいと思いました。

ただこの塗料を採用した場合、既に錆びついている下地に錆落としや錆止めを塗る必要がありそうですね。一応サビ止め効果は含んでいる塗料ですが錆の上に塗るのは心配なので・・・。なので下塗りも考えていきます。

塗料単体で見ると高性能かつ多彩なラインナップで、低価格塗料と最強候補ですが錆止め下塗りとセットで考えるとコスパが悪くなるのが難点かな。

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錆止め下塗り

こちらもホームセンターで吟味した結果、良さげなものを見つけたので紹介。「サビキラープロ」

決して安い商品ではないですがなかなかの高性能でしたので。

まず水性であるので非常に扱いやすい。一般的に錆止めは油性が多い気がします(hamaken調べ)。後片付けや希釈も水で可能なので便利。その他にこのサビキラープロは錆や旧塗膜の上から塗装可能なのでケレン作業の短縮になります。しかも上塗りに水性・油性どちらの塗料も使えます。

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サビに強い水性鉄部用(カンペハピオ)

先ほどの候補塗料スーパーコートと同等の性能や耐久性をもち、弱点だった錆止め処理を不要にした商品。なんと錆の上から塗装可能な商品です。つまりアサヒペンの水性スーパーコートに比べ、下塗りを意識しなくて良いというメリットがあります。なのでコスパ最強塗料ですね。ただ唯一の欠点が・・・。それはカラーラインナップの少なさです。現時点で11種。BonGreenのイメージカラーである緑は1色のみ。それもただの緑!真緑!外壁に使用するのでもう少し落ち着いた色が欲しい所。

カンペハピオの錆上シリーズの色

ただ錆の上から塗ることが可能なので、コスト重視で色を妥協すればベストな選択となります。うん、めっちゃ悩みます。

肝心な耐久性能も紫外線吸収剤と紫外線劣化防止剤が含まれているので紫外線に対する耐久力はかなりあると思います。

サビの上からそのまま塗れる水性高耐久鉄部用(アサヒペン)

先ほどのカンペハピオの「サビに強い水性鉄部用」の同等商品ですね。メーカーはアサヒペン。商品名から分かる通り錆の上から塗装可能なので錆びかけた倉庫の塗装にはもってこい、かなり時短が可能ですね。こちらはカラーラインナップが現時点で15色。希望のグリーン系の色は「ライトグリーン」と「緑」の2色。ただどちらも倉庫の外壁向きかというと微妙な色ですね。同等品の「サビに強い水性鉄部用」と価格差はそれほど無く、カラーラインナップ数で優れています。

アサヒペン 水性高耐久鉄部用

ただ紫外線吸収剤は含まれず、紫外線劣化防止剤のみとなっているので屋外での耐久面ではやや劣る可能性がありますね。

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水性屋根用遮熱塗料(アサヒペン)

こちらはかなり贅沢な選択です。名前の通り遮熱性能がある塗料ですがその分お高いのが難点。ただ工房で活動する際、遮熱効果で屋内の温度上昇を押さえることが出来ればかなり快適だと思います。当然屋外用なので耐久性能はあり、カラーラインナップは8種類と少ないですが、「アイリッシュグリーン」というなんとも渋い濃い緑色があるのがポイントが高い。さらにコストと手間をかけて下塗りに専用の遮熱シーラーを塗るとさらに遮熱性能が上がり、錆対策や密着性を高めることもできます。ただ問題は予算です。予算さえあればこの遮熱塗料のアイリッシュグリーンに決めたいところですがシーラーと上塗りが必要になるためかなりコストアップしてしまいます。

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選ばれた塗料は

アサヒペンの水性スーパーコートに決めました。錆の上から塗ることが出来ないので錆止めの下塗りが必要で、その分コストと手間がかかりますが錆は全体に発生している訳ではないので多少のコストアップは受け入れました。落ち着いた緑色があるこの商品に決定。ヘリテージグリーンに決定!

塗装面積を計算し、必要個数を買い集めてこようと思います。

その他必要品

上塗り用の塗料より高価な錆止め下塗り用塗料「サビキラープロ」。高価ですがしっかりした効果がありそうなので長く使う工房に採用。

他にも、養生テープや刷毛を買い集めます。

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